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損しない!マネー3本柱(投資と貯蓄・生命保険・住宅ローン)~20代の人が40年後困らないために

収入減、増税。真剣にお金を貯めたい、増やしたいと思っている。でも、何をどうしたらいいのかわからない。それに、今あるお金は少しでも減らしたくない。知らなかったばかりに損もしたくない。そんなお金に関して悩んでいたり、損しないための知識が欲しいと思っている方のためのサイトです。特に、20代・30代の若い方が数十年後困ることがないように、真摯にお金のことを考えていきたいと思っています。

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401K(確定拠出年金)を選ばずに、その分のお金(掛け金分)を「前払い」として月々の給料に上積みして受け取っている人は実は損しているんです!

この春から社会人となり、会社の福利厚生の担当の人から、健康保険のことや年金の話などを一度にたくさんされてよくわからなかったという方もおいでるのではないでしょうか?
その話の中にはきっと、【確定拠出年金(401K)】のこともあったのではないでしょうか?
名前だけ耳に残っているかもしれませんね。

ですが、まず仕事を覚えることに必死のみなさんであれば、福利厚生のことはついつい後回しになってしまうかもしれません。
あるいは、よくわからないから適当でいいや、みんなと同じにしておこう(それなら大丈夫だろう、間違いないだろう)という具合になってしまっているかもしれません。

そんな、みなさんにまずこれだけは覚えておいてほしいことがあります。
それは、みなさんの会社に 《 確定拠出年金(401K)への加入制度があれば、それに加入することを選択してください! = 「前払い制度」を選ばないでください! 》 ということです。

基本的に、退職金や企業年金制度は全員が自動的に加入する仕組みとなっていますが、401K(企業型の確定拠出年金)を採用している会社では、「加入選択制」を設けているところ(約3割ほどの会社が選択性を設けているようです)があります。
加入選択制のある会社で「私は退職金や企業年金に入りません」という選択をすれば、掛金に相当する金額を給与か賞与に上積みされて受け取ることになります。
「それって、毎月もらえるお給料が増えるってこと?それなら前払いの方がいいよね」と思われるかも知れません。

でも、それは実は違うのです。

確かに受け取るお給料の額は増えているのかもしれませんが、それはただ単に将来受け取れる退職金や企業年金の額が上乗せされているというだけのことなのです。
つまり、毎月のお給料がその分(上乗せされている分)だけ増えているのと同時に、それは退職金や企業年金を将来受け取る権利を失っていっているということなのです。


そして、実はそれが損をしている!のです。
ここが非常に大きな問題なのです(損失なのです)。


では、毎月のお給料や賞与に上積みされた形で受け取ってしまうとどのような問題(損失)が出てくるのでしょうか?

みなさんは、テレビで企業年金の運用が悪化しているとニュースになっているのを見て「自分のは(うちの会社のは)大丈夫なのか?」と不安になったことがあるかもしれません。
「だったら、先にお金を貰って、それを自分で運用すればいいのではないか?」と思われる方もおいでることでしょう。

そのことについては一部分正解です。ですが、それは一部分でしかありません。

今までの企業年金では、運用の方法は会社側が決定して、全社員の年金の資金についてまとめて運用をしていました。もし運用がうまくいかなかった場合は、会社がまず追加負担をして(これも近年の業績悪化により難しくなってきているのが実際です)、やむをえない場合は全体(現役世代もOBも)で給付を減らしてしのいでいました。
このやむ得なく給付額を減額したというのに、ここ数年の間に話題になったJALや東京電力の企業年金の減額のニュースが当てはまります。
つまり、他人(会社の運用)の失敗が自分の資産減少に繋がるという、いわば連帯責任のようになっていたのです。


ですが、自分で運用を行う401Kの場合、今まで自分が貯めてきた金額(会社の拠出分も含む)については、どんなに会社の業績が悪化しても絶対にその影響を受けることはありません(すでに積み立てられた401k口座のお金は1円も減らされることはありません)し、3年以上勤めていれば自己都合で辞めても減らされることはありません。
もちろん、会社が倒産しても全額保護されます。
加えて、金融機関の破綻にもほとんど影響を受けません。
もしも、銀行等が破綻した場合はペイオフ等の保護対象にもなり今までの企業年金と比べて格段に自分の年金が保護されます。

つまり、自分の運用に責任は持たなければならないが、その自己責任に相当した分の、年金の保全権利を受けられるということです。

このように、自分で運用ができるようになった=常に運用成績が把握できる(透明化)ということにおいては、確定拠出年金(401K)は優れた制度だと言えます。

※確定拠出年金では、渡されたIDやパスワードでログインすれば、ネットで自分の残高をつぶさに確認できます。つまり、1円単位の増減でもわかるということです。これは従来の退職金や企業年金ではできなかったことです。

ですが、問題はここからです。
自分で運用ができるという点や会社の業績云々において減額されたりはしないという点においてはいい制度なのですが、それをお給料や賞与に上積みして先に(前もって)受け取ってしまう(=前払いの選択)という制度もある(選択制によって選べる)ということが問題となってきます。
もし、この選択制によって、「前払い」を選んだ場合、非常に損をすることになってしまうのです。
(もちろん、「前払い制」を選ばなければなんら問題はありません)
一見は受け取る金額が増えて得をしたような気分になる「前払い制」ですが、それは錯覚に過ぎません。
ここには十分な注意をしていただきたいと思います。


その理由は2つです。


① 掛け金の全額所得控除が使えません!
    ・・・【第一段階,拠出時のメリット】が使えません!


401kの最も大きなメリットはなんといっても所得控除。
ですが、「前払い」を選択してしまうと、この最大のメリットが全く生かせないのです。

企業型や個人型の種類別などによって、掛け金の上限は異なりますが、掛け金の全てが所得控除扱いになります。
企業型ならば最大61万2000円(他の確定給付型の制度がない場合に企業が導入した場合)が控除の対象となるのですが、「前払い」を選択した場合は、そこから所得税・住民税・健康保険料・厚生年金保険料等が引かれることになってしまうのです。
そうなった場合、約30%が引かれてしまいます。
つまり、単純計算で仮に前払いで、お給料に上積みされて1万円もらったとしても、実際には7000円くらいしか受け取れないことになってしまうのです。

もし、401Kに加入していれば、そのまま1万円が将来のために積み立てられるのに、です。
この差は大きいですよね。
401Kなら税金等を引かれる前のお金(この場合1万円)を丸々積み立てに回すことができるのに、「前払い」を選んでいては、積立は7000円しかできないことになるのです!
これが毎月毎月となるのですから、この差は非常に大きくなるばかりですね。




② 運用益が非課税のメリットが使えません。
    ・・・【第二段階,運用時のメリット】が使えません!



401Kでは、運用益(利息、売却益、配当、分配金)も非課税です。
つまり、どんなに分配金が多く出ても、儲かっても1円の税金もかからず、運用益も丸々全額401K口座に残るのです。
ですが、「前払い」を選択して自分で運用した場合はどうでしょうか?
購入時に販売手数料がかかり、分配金の受け取りにも値上がり益に対しても税金がかかります。
現在、証券優遇税制があり、2013年末までは10%に減額されていますが、元々は20%です。
つまり、401Kに加入しなかった時点で、そのお金を他で運用するとしたら、現時点では必ず少なくとも10%はかかるということです。
これが0%(つまり、無料)の401Kにはどれほどメリツトがあるかもうおわかりですね!


このように、401Kでは、運用中の利益が非課税なので複利効果を最大限に活用できます!
複利効果の旨みを最大限に享受できるということは、何度も申し上げておりますが長期投資において重要なポイントとなります!


※ 【複利】とは?

複利とは、運用益が運用の元金(もともとあったお金)に組み入れられ、組み入れられて増加した元本に対してまた利息がついていくことです。

確定拠出年金では、運用益・配当が非課税になり、『利息がその都度税金を引かれずに元本に組み入れられる』ことが繰り返されます。
一般的な投資信託だと、その都度分配金を出してしまいますので、その分配金は再投資されません。
毎月分配型投資信託はその最たるものです(だから以前、毎月分配型投資信託では複利のメリットが全くないと申し上げましたね)。
さらに、出された分配金等に対してはその都度税金が課されてしまいますので、複利運用にならないのです。

対して、確定拠出年金では、商品自体があまり分配金を出さないものが多い(制度の性格上、60歳になった時にお金が増えていることを目指すため)上に、配当や譲渡益に課税されません。
また、途中での引き出しも解約も認められていません(またこれも制度の性格を考えれば当然のことと言えますね)。

つまり、すべてが(元金も配当金も運用益も)401K口座に残ったままどんどんどんどん運用に回していくことができるということです。
自動的に複利運用になるということです!

このことが、資産を増やしていくときの大きなポイントとなります!




【まとめ】

これまで見てきたように、
「掛金も運用益も非課税」というのが確定拠出年金(401K)。
これに対して、「掛金はおおむね30%引かれて、運用益も20%引かれる」というのが選択制における「前払い」の選択。

どちらが得かは一目瞭然ですね!

加えて、前払いでは『先に貰っているのだからその分貯めておかなければならない』『今受け取っているお金は将来の先渡しに過ぎないのだから、今のうちにしっかりと貯めなければ』という強い強い意識が必要不可欠となりますが、みなさんは如何でしょうか?
つい目の前にあると使ってしまう、というのが人間ですがそこを強固な意志で撥ね退けなければお先真っ暗になりかねません。
あとで「しまった!」というのでは絶対に取り返しがつかないので、そこをよくよく考えていただきたいと思います。




この他にも、以下のような『損』があります!

③ 退職所得控除・公的年金等の控除が使えません!
    ・・・【第三段階,受取り時のメリット】も使えません!



401Kでは、一時金受取りを選択すれば、退職所得控除(一般の定年退職者なら2000万円くらいまで非課税)が使え、年金受取りにすれば公的年金等の控除が使えますが通常の運用(「前払い」を選んで、他で運用する場合)では、控除の対象外でしかありません。

このように税制面での優遇が手厚いのは確定拠出年金が老後資産形成を支援する制度であるからです。

このように幾重もの税制優遇を個人が享受する制度は今現在において他にありませんので、ぜひ確定拠出年金(401K)に加入されることをオススメ致します!




【注意点】

確定拠出年金(401K)は企業が独自に実施する退職給付制度のひとつという位置づけです。簡単にいえば退職金です。
退職金を、あなたが退職する時に会社がまとめて払うのではなく、毎月毎月あなたの401k口座に入金するので、それ(退職する時)まで自分の責任によって運用してください、というものです。
ですから、「我が社には退職金制度があって、これは企業年金制度という制度を使って積み立てています」などといった回りくどい(わかりにくい)言い方がされることもあります。

つまり、企業年金は年金でもあり退職金でもあるということです。
例えば、退職金で住宅ローンの残債を一括して払おうと予定していて、「退職時にまとめてお金が欲しい」と思えば、そう申し出ることによって、一括して受け取ることができるということです。

※ 確定拠出年金(401K)並びに退職給付制度は企業ごとに取り決めが異なります。
ゆえに、きちんとご自身の勤務先企業のルールを確認しておくことを強くオススメ致します。
そのうえで、よりよい選択をなさってくださいね。

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