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2016.06/08 [Wed]
養老保険・終身保険・こども保険・個人年金保険・変額保険・外貨建て終身保険・外貨建て個人年金保険・一時払い養老保険・一時払い終身保険など貯蓄型保険とは言うけれど・・・その特徴は?
貯蓄型保険にもいろいろあります!
◇ 将来受け取れる金額が契約時に決まっている商品
◇ 将来受け取れる金額が契約時に決まっていない商品
◇ 将来受け取れる金額が契約時に決まっている商品
種 類 | 商品名 | メリット | デメリット |
生命保険 | 養老保険 (一時払い養老保険) | ・利率のいい時に加入して いればメリット大だった | ・利率の低い現在、加入してもあまりメリットがない・・・ |
〃 | 終身保険 (一時払い終身保険) | ・契約が続く限り、死亡すれ ば死亡保険金が支払われる (一生涯の保障を確保できる) ・途中で解約した場合には解約返戻金を受け取れ、その受け取り方にはいくつかの選択肢がある(一時金・年金・介護保障を買うなど) | ・現在では貯蓄としての魅力は薄れてきている ・契約を途中で解約する場合、そのときになってみないと実際の年金額などはわからない |
〃 | こども保険 | ・教育資金を貯めつつ、親の死亡時の保険料支払い免除や子どもの死亡給付金などの保障がある | ・現在は、貯蓄性が薄れている ・これから先、子どもが大学生になるまでの間を考えれば、その間に金利が上昇し、これよりも高い金利の金融商品が出てくる可能性もある(その時には低い金利で固定されている学資保険は不利に) |
年金保険 | 個人年金保険(定額型) ※運用は保険会社にお任せ | ・将来の受取金額が契約の時点で決まっている ・1990年頃契約した個人年金保険は超有利でしたが・・・ | ・現在は貯蓄性が低い(長期にわたり現在の低い予定利率を引きずってしまう) ・物価上昇(インフレ)時には、契約時点で将来の受取金額が固定されていることがデメリットに・・・ ・超長期の契約が不利になることが・・・ ①30年後がどうなっているのか今の時点では&誰にもわからない(経済環境の変化に耐えられない可能性も)・・・ ②保険会社の存続 ③私たちのライフプランの変化 |
〃 | 個人年金保険 (利率変動型) | ・金利上昇時にはそのメリットが受けられる(契約時の積立利率が市場金利に応じて一定期間ごとに見直される商品) ・積立利率には最低保証利率が設定されているため、契約後積立利率が低下した場合でも、最低保証利率以下にはならない ・死亡給付金にも、最低保証額が設定されている | ・年金額や解約返戻金は運用結果次第になる ・最低保証利率や最低保証額が設定されている分、コストが割高になる(例えば、一時払い保険料が500万円の場合、契約時にその4%(20万円)が契約時費用として控除され、残りの480万円が積立金として運用される) |
◇ 将来受け取れる金額が契約時に決まっていない商品
種類 | 商品名 | メリット | デメリット |
生命保険 | 変額保険(有期型) ※運用は契約者自身が選択する | ・死亡保険金額に最低保証額が設定されている ・死亡保険金額に最低保証額が設定されている上に、契約時の予定利率に縛られずに、運用成果に応じた死亡保障の上乗せや、満期保険金・解約返戻金が受け取れる | ・満期保険金や解約返戻金に最低保証額はありません(運用結果次第で決まる) |
〃 | 変額保険(終身型) ※運用は契約者自身が選択する | ・定額型の終身保険よりも保険料が安い(同じ契約条件において) ・上の有期型とは違い満期がないので、相場環境の良し悪しはどうであれ、いずれは終身保険として役立つ | ・解約返戻金には最低保証がありません(運用結果によって増減する) |
〃 | 外貨建て終身保険 | ・現在は円建ての終身保険よりも、高い積立利率が設定されているので有利とは言うけれど・・・ ・分散投資として | ・円建てでの保険金額は保障されていない(実際に保険金や解約返戻金を受け取るときに円高になっていると・・・) ・下の「外貨建て個人年金保険」と同じようにさまざまなコストがかかります |
年金保険 | 外貨建て 個人年金保険 | ・円建てよりも高い運用利率が魅力とは言うけれど・・・ ・分散投資として | ・パンフレットではこの商品は「定額型年金保険」と位置付けられているが、それは外貨建てでの話で、円での受取額は為替動向次第 ・さまざまなコストがかかります、例えば・・・ ①契約時、円を外貨に換える時には為替手数料がかかり、さらに、契約時諸費用として一時払い保険料の6,5%が差し引かれます ②運用中も、死亡保障のための保険料や契約維持のコストなど年0,6%が差し引かれます ③円安になったので途中で解約しようと思った時も、積立金の1,75%が差し引かれるので、多少の円安ではプラスにならないということも・・・ ④据え置き期間終了後、円高になっているのですぐに円に換えたくない場合、据え置き期間を延長するのに積立金の4,5%が差し引かれます |
〃 | 個人年金保険 (変額型) | ・運用は契約者自身が、保険会社が用意したファンドの中から選ぶものもある ・年金開始前に死亡した場合には死亡給付金が支払われる ・途中で解約返戻金を受け取った場合も一時所得扱いになる | ・運用は契約者自身が保険会社が用意したファンドの中から選ぶものもあるが、そうであるのであれば、これは投資信託の買い付けと同じ。用意された中にいい商品がない(自社系列のファンドばかり)ということも・・・ ・複数のコストの存在、例えば・・・ ①契約時費用として一時払い保険料の4%がはじめに差し引かれる(1000万円の保険料ならはじめに40万円が引かれて960万円から運用がスタート) ②運用期間中は、ファンドの信託報酬にあたる「運用関係費用」、死亡保障に回る「保険関係費用」などが差し引かれ、年2,89%がコスト分として確実なマイナスになる(つまり、2,89%以上で運用できなければ、実質資産は目減りに) ③途中で解約した場合、経過期間に応じて一時払い保険料の0,4~4%が解約控除として差し引かれる。 |
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